冬の定番フルーツといえば「みかん」。
箱でまとめて買ったり、贈答でもらったりと、この季節は家にたくさん並びますよね。
けれど、「気づいたら底の方がカビていた」「味が薄くなった」という経験がある方も多いのでは?
実は、保存の仕方ひとつでみかんのおいしさは驚くほど変わります。
この記事では、**八百屋・サンマルシェが教える“おいしく長持ちする保存のコツ”**をご紹介します。
これを知れば、最後の1個まで甘くてジューシーなまま楽しめます。
1. 基本は「常温保存」——冬のみかんは自然がいちばんの冷蔵庫
冬の室温(10〜15℃前後)なら、みかんは常温で十分長持ちします。
実は、冷蔵庫よりも常温の方が甘味が感じやすく、風味も損なわれにくいのです。
ただし、保存環境によってはカビが発生したり、果皮が乾燥してパサついたりすることも。
以下のポイントを押さえるだけで、3倍長持ちさせることができます。
常温保存のポイント
- 直射日光を避ける(カーテン越しの明るさ程度が理想)
- 風通しの良い場所に置く(棚や玄関などが◎)
- 段ボールのフタは軽く開ける(湿気を逃がす)
- ヘタを下にして並べる(潰れ防止+カビ対策)
- 下の段と上の段を入れ替える(空気の流れを均等に)
床に直置きすると湿気がこもるため、新聞紙やすのこの上に置くとより安心です。
2. “ヘタ下向き保存”の理由と裏ワザ
八百屋の現場でよく言われる「ヘタを下にして置く」。
この理由は、果汁が下に溜まるのを防ぎ、潰れやカビを防止するためです。
みかんは上(お尻側)よりも下(ヘタ側)が固く、しっかりしています。
ヘタを下にすることで、下段の実にも均等に重みがかかりにくくなります。
さらに、1段ごとに新聞紙を敷いておくと湿度が均一になり、カビの発生率を大幅に減らせます。
3. 冷蔵庫での保存は“長期保存”のために
1〜2週間以上保存したい場合は、冷蔵庫の野菜室へ。
ただし、みかんは寒さに弱いため「0〜5℃前後」が適温です。
冷えすぎると果肉が固くなり、甘みが感じにくくなってしまいます。
冷蔵保存のコツ
- 新聞紙やペーパータオルで1個ずつ包む
- まとめる場合はポリ袋に入れて口をゆるく閉じる(乾燥防止)
- 食べる30分前に常温に戻すと、香りと甘味が際立ちます
4. 傷んだみかんを放置しない
ひとつでも傷んだみかんがあると、そこからカビが広がって他の実まで台無しになります。
段ボールを開けたら、まず全体をチェック。
変色・柔らかい部分・酸味臭があるものは早めに取り除きましょう。
カビがついていなくても、「少し柔らかいもの」は優先的に食べるのがコツです。
5. 八百屋のプロは“氷感倉庫”で保存しています
サンマルシェでは、みかんの品質を守るために氷感倉庫を導入しています。
氷感倉庫とは、氷点に近い温度(約0℃)と高湿度環境を保つことで、果実の細胞を傷つけず、糖度とみずみずしさを長期間キープできる特別な冷蔵設備です。
この倉庫のおかげで、通常よりも長い期間、旬のみかんを安定した品質で販売できます。
ご家庭では難しい温度管理も、プロの技術でしっかり対応しています。
6. 保存よりも「買うタイミング」が味を決める
いくら保存が上手でも、もともとの品質が悪ければ長持ちはしません。
やはり一番おいしいのは、「市場で仕入れたばかりの新鮮なみかん」。
サンマルシェでは、毎朝愛媛県内の市場で旬の果実を目利きし、状態を確認したうえで発送しています。
氷感倉庫での温度管理と合わせて、 “買ってすぐ食べごろ”の鮮度と甘さをお届けできるのがサンマルシェの強みです。
7. まとめ|ひと手間で、最後のひとつまでおいしく
みかんの保存は、難しいようで実はシンプル。
- 風通しの良い場所で常温保存
- ヘタを下にして並べる
- 傷んだ実はすぐ取り除く
——この3つを守るだけで、驚くほど長持ちします。
もし冬のあいだ長く楽しみたいなら、サンマルシェの愛媛みかんをどうぞ。
旬の味を逃さず、ご家庭でも“プロの鮮度”を味わえます。
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